現金化に向いている商品
ネット通販形式ではパソコンソフトの入ったCD-ROMが圧倒的な人気を誇っています。
他にも美術品系や型落ちの電子機器など定価はあるけど、価値はあるようでないものが多いです。
このほか買取方式ではAmazonギフト券をはじめ商品券が人気です。
店舗型や一部の通販型では家電やブランド品、貴金属を扱っています。
なぜ現金化に利用される商品は特定のモノに集中しているのか解説します。
通販およびキャッシュバック式の現金化の仕組み
来店不要の通販式現金化業者の多くはキャッシュバック方式を取っています。
一度購入者に直接商品を発送するひと手間を加えることでカード会社の規約違反に引っかかるリスクを大幅に軽減されます。
一部では買取方式で受け取った商品を再度現金化業者に返送する手間まで加えたサービスもありますが、返送まで必要になると手間と送料の負担が大きく利用者が敬遠する傾向があります。
キャッシュバック方式の場合、発送された商品をそのまま受け取れます。
しかし商品としての価値(原価)が高いと現金で受け取れる金額が減ってしまいますし、あからさまに価値のないものを高額なカード決済で買うとカード会社から目を付けられるリスクが高いです。
そこで現金化サービスに求められるのは、安い原価で人によっては数万円~数十万円の価値を感じられるようなモノです。
パソコンソフトの入ったCD-ROMであれば無料で手に入る古いソフトをコピーでCD-ROMに入れれば原価と送料が安いので、高額なカード決済する理由付けとしても最適です。
一部の通販&買取式の現金化業者の仕組み
買取式は主にカード決済した商品を自宅に郵送して受け取って現金化業者に返送する流れになりますが、商品の受け取り先を現金化業者に設定する手法もあります。
価格.comなど相場より安く購入できる商品を提示されて、売却益を含め還元率100%以上を明記しているところもあります。
ただし、還元率100%以上のサービスは、決済しないと還元率が確定できなかったり、別途高額な手数料を取られるケースもあります。
優良業者の見極めが難しいので注意しましょう。
店頭利用の場合
質屋やリサイクルショップ、チケットショップ、金券ショップでは商品をカード購入して即現金買取できるケースがあります。
質屋、リサイクルショップではブランド品や貴金属。
チケットショップや金券ショップは商品券や切符などがあります。
ただし現金化を得意にしていない業者では購入後即売却する行為を拒否されたり、カード会社から問い合わせを受けると現金化目的で使ったと証言されるリスクもあります。
基本的に現金化サービスの看板を出していない業者の利用はオススメできません。
最近ではAmazonギフト券を独自に購入して金券ショップに買取してもらう方法も普及しています。
また、店頭でのチケット、商品券の購入はカード決済ができなかったりTAX(カード決済する際に発生する手数料)を取られるケースもあるので注意しましょう。